1996年10月より放送開始された北海道テレビ制作の『水曜どうでしょう』
鈴井貴之さん、大泉洋さん、藤村忠寿さん、嬉野雅道さんら4人の出演者が低予算で旅をする模様が放送されるこの番組。
当時は半年で終了予定だった当番組ですが、鈴井貴之さん・大泉洋さんによる旅メインの企画が深夜23時という時間帯にも関わらず最高視聴率18.6%を叩き出し、番組は2002年9月まで約6年間もの間続くこととなりました。
2002年9月、『今後、一生続けられるペースで水曜どうでしょうをやっていく』と宣言し番組は終了しましたが、宣言通り、現在では不定期での新作放送や再放送が行われていますね。
レギュラー放送終了から20年の節目となる今年9月、大泉洋さんが水曜どうでしょうの緊急オンライン配信に出演し、番組の新作が放送されることを発表しました。
その会見で大泉洋さんは「ロビンソン」「滑り台」などと、新作のヒントとなるワードを続々とネタバレすることに。
・果たして新作のロケ地はどこなのか?
・ロビンソンとは?滑り台とは?
水曜どうでしょう新作ロケ地について、徹底解明していきます。
YouTubeチャンネルで4人が集まる
2002年9月25日に放送された『原付ベトナム縦断1800キロ』を最後に、レギュラー放送を終了した水曜どうでしょうですが、涙のラストランからちょうど20年を迎えた今年2022年9月25日、いわゆる『どうでしょう軍団』の4人が再びオンライン上に集結しました。
大泉洋さんは東京から、鈴井貴之さんは北海道から、藤村忠寿さん・嬉野雅道さんは、4年ぶりの水曜どうでしょうキャラバン2022の開催地、茨城県鉾田市から、それぞれリモートでの集結。
4人は、レギュラー放送最後のロケとなった「原付ベトナム縦断1800キロ」を回想します。
大泉洋さんは当時29歳。
20代は水曜どうでしょうで爆笑のうちに過ぎ去り、ベトナムロケは手ごたえしかなかった、今日が最後だと思うと朝から泣いていたなどと、当時を懐かしんでいました。
午後6時過ぎに始まった緊急生配信ですが、その視聴者数は10分もたたないうちに9万人を超え、最終的には13万人を超える驚異の数字を叩き出すことに。
放送が終了した今でもなお、全国の根強いファンの方たちに愛され、指示され続けている証拠ですね。いかに視聴者を引き付ける番組だったのかがよくわかります。
緊急生配信の様子は番組のオフィシャルサイトおよびYouTubeチャンネルで視聴することができます。
水曜どうでしょうの新作が撮影済みであることを発表
大泉洋さんら4人が、「原付ベトナム縦断1800キロ」を振り返る中で、新作公開について最初に口を開いたのが鈴井貴之さんです。
鈴井貴之さんは配信の中で、つい最近、2週間前に4人が会っていることを告白。
すると、”『水曜どうでしょう』は動いているんですよね。コロナ禍で静かにしてましたけど、そろそろいいんじゃないかっていう空気が流れてきて。最新作、撮りました”
と、水曜どうでしょう最新作の撮影が行われたことが発表されました。
他にも、「地球の歩き方」とのコラボレーション書籍、「水曜どうでしょう×地球の歩き方 原付の旅」の日本列島制覇編、ベトナム縦断編の発売と、レギュラー放送終了満20年記念Tシャツ発売決定も発表。
この生配信で藤村忠寿さんは、”非常に今までになかった企画になりました”と最新作について言及しており、大泉洋さんは”滑り台は死ぬほど笑えますからね!”とコメントしました。
リモートとはいえ、4人のやり取りをまた見られるときが来るなんて、とても感慨深いです。
番組放送時の、あの懐かしいやり取りを感じられる一場面でしたね。
新作が撮影済とのことで、ロケ地についても推察していきたいと思います。
ロビンソン?滑り台?水曜どうでしょう新作のロケ地はどこで特定?SNS予想まとめ
今回の生配信では水曜どうでしょう最新作のロケ地や具体的な放送内容については明かされませんでした。
しかし、明言はされなかったものの、生配信に出演した大泉洋さんが、以前番組に登場したロビンソンに会いに行ったことや、滑り台が死ぬほど笑えるなどと、放送内容に関する壮大なネタバレともとれるトークを繰り広げていましたね。
これにより、Twitterのトレンドワードには水曜どうでしょうやロビンソンなどがランクイン。
注目度の高さが見て取れますね。
水曜どうでしょうはすでに新作を撮り終えております。腐らないうちに放送したいと思いますよ。
涙のラストランから20年…どうでしょう軍団緊急集結! https://t.co/FZFDdaYR8s @YouTubeより
— 藤村忠寿 (@fujiyansuidou) September 26, 2022
気になる新作ロケ地ですが、以前番組に登場したロビンソンというのは、2005年に放送された『水曜どうでしょう「激闘!西表島」総まとめ!ロビンソンとその仲間たち』に出演されている、現地コーディネーターのロビンソンさんの事だと思われます。
激闘!西表島のロケでは、スペインの牛追い祭りに参加すると思い込んでいる大泉洋さんが、実際には、牛追い祭りではなく虫追い祭りに参加するというのが当初の企画内容でした。
しかし、西表島への到着後、現地コーディネーター、ロビンソンさんの「虫はつまらない」という鶴の一声で企画が頓挫。
最終的には「ロビンソンが紹介する西表島の魅力をたっぷりと紹介する」という企画に変更になり、魚獲り・ヤシガニ獲り・大うなぎ獲りなどで対決を行いました。
この現地コーディネーターさんの名前がロビンソンさんなんですね。
そして、もう一つのキーワード、滑り台ですが、これはおそらくこちらではないかと思われます。
西表東部公園、通称、ンママキーやまねこパーク。
ンママキーとは、馬を遊ばせる場所という意味だそうです。
八重山諸島の起点となる石垣島の離島ターミナルから、高速船で約45分ほどでいくことができるこの公園には、2021年4月に巨大なイリオモテヤマネコの像が出現しました!
そのイリオモテヤマネコの巨大像の正体が、実は滑り台なんです。
激闘!西表島は現地コーディネーターであるロビンソンが全てのディレクションをしてしまい、藤村忠寿さん、嬉野雅道さんですら一切口出し出来なかった神回。
水中カメラもないまま魚捕りをし、夜の闇夜に紛れてヤシガニを捕り、大ウナギを捕まえる為のカエルを捕り、そして大ウナギを捕り、虫追い祭りのはずがもはや虫のカケラもない企画。
それらを仕切るのはディレクター。
ではなく、ロビンソンさん。
そして、生まれたあの奇跡。
暗闇の中の文字放送。
真っ暗な画面に映る、白抜きの文字はなぜだか見る人を惹きつけてやみませんでしたね。
SNS上では、今回の新作はそんな西表島へのリベンジなのではないかとの憶測が飛び交っています。
まとめ
ロビンソン、滑り台などのキーワードから、水曜どうでしょうの新作ロケ地は西表島の可能性が高いです。
公開は春ごろとのことですが、少しでも早く公開されるといいですね。
今後の動向も要チェックです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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