ネットで短歌の販売を始めて5年。
これまでに作った歌は800首に及び、2021年にはこれらネット販売の短歌をまとめた『あなたのための短歌集』が発売され、話題を呼びました。
依頼主の心に寄り添うこの短歌集は、発売されて以来、現在も異例の売れ行きを更新しています。
何時間、時には何日も時間をかけて作り出される、そっと背中を押されるような、自分を導いてくれるようなその短歌は、今SNS上で若い世代を中心に大きな注目を集めていますね。
こちらのページでは、木下龍也さんの経歴学歴から、現在の年収に迫ります。
木下龍也が情熱大陸に出演
次回の #情熱大陸 は
10月2日(日)よる11時〜放送歌人/木下龍也
何かが足りない日常にそっと寄り添う言葉を…
やさしい花束のような短歌、お届けします。https://t.co/HFFqXg8v5f#mbs #jounetsu #歌人 #木下龍也 #短歌 @kino112 pic.twitter.com/Sg6BaokvwR— 情熱大陸 (@jounetsu) September 25, 2022
2022年10月2日(日)、木下龍也さんが情熱大陸に出演されます。
もともとは会社勤めをしていたという木下龍也さんですが、穗村弘さんの歌集を読んだことがきっかけでその人生は大きく変わることになりました。
『けり』や『かな』などの旧仮名遣いを使用せず、現代の言葉で聞き手に訴えかける現代短歌。
57555のルールに縛られることなく自由に変化する、まるで魔法のようだという短歌の魅力に捕らわれた木下龍也さんは、務めていた会社を辞め、現在は専業歌人として活動されています。
この夏、第三歌集を出版予定の木下龍也さん。
お題をもらって創作するこれまでの歌と違い、自分1人で向き合っていかなければならない今回の挑戦に木下龍也さんは何を思うのか。
短歌創作の過程で、木下龍也さんは自身にとっての大先輩でもあり、神様のような存在でもある谷川俊太郎さんの自宅を訪れ、歌人としての人生を語り合います。
放送は毎日放送で23時から23時30分までです。
木下龍也さんが現代短歌に何を思い、何を感じているのか、その思いに注目ですね。
木下龍也wiki経歴学歴プロフィール|年収はいくらくらい?
生年月日:1988年1月12日
年齢 :34歳
出身 :山口県周南市
職業 :歌人
代表作:
・つむじ風、ここにあります(2013年)
・きみを嫌いな奴はクズだよ(2016年)
・玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ(2017年)
・今日は誰にも愛されたかった(2019年)
・天才による凡人のための短歌教室(2020年)
・あなたのための短歌集(2021年)
木村龍也さんは、2011年に本格的に作歌を開始し、雑誌『ダ・ヴィンチ』の短歌投稿コーナー「短歌あります」に採用されたことをきっかけに各種メディアへ投稿するようになりました。
2012年には第41回全国短歌大会にて大会賞を受賞。その時、東直子さん、加藤治郎さんらにスカウトされ、自身のデビュー作となる第一歌集、『つむじ風、ここにあります』を出版します。
2018年には舞城王太郎さんと岡野大嗣との共著、『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』を出版すると、その発行部数は1万部を記録しました。
2017年からは『あなたのための短歌一首』として短歌の個人売買を始め、2021年にはそれを書籍化してまとめたものである『あなたのための短歌集』を出版すると、その売り上げは現在も更新されています。
木下龍也さんは著書の印税を一切受け取らずに学校や図書館などに歌集を寄贈しているそうですが、その年収はいったいどれほどなのでしょうか。
歌人の年収水準は一般的には190~245万円とされています。
しかし、木下龍也さんは短歌の世界では現在一番注目されている存在であり、また、出版作品も多くあります。
あなたのための短歌集は1,870円で販売されており、2021年に出版されると現在では2万部もの売り上げを記録しています。
本の印税は基本的には販売価格の10%程度と言われているため、この本の印税だけでも約370万円の収入があることになりますね。
売り上げはまだまだ更新していくことは明らかですし、出版作品はこれ以外にも数多くあることから、木下龍也さんの年収は歌人の平均年収水準を大きく上回っていることが容易に予測できますね。
木下龍也の評判は?
アマゾンで木下龍也さんの出版された歌集を見てみると、レビューはどれも星5つに迫る勢いで高い評価をされていることがわかります。
”何度見返しても100の短歌の中のいくつかで読む手を止めその素敵さにため息をつきます。機会があれば、また木下さんに短歌をもらえたらなと強く思えます。”
”こんなに多彩な歌を相手の身になって生み出せる作者の発想力・共感力がすごい。”
”親しみやすい上に、笑えると同時に考えさせられたり、ささやかにシニカルであったり・・・
1ページに1つの短歌ですが、余白にはいろんな世界が広がっています。”
など、読者のレビューもかなりの好感触であることが見て取れますね。木下龍也さんの独特な世界観は、読み手に大きく評価されているようですね。
まとめ
木下龍也さんの年収は歌人の平均を大きく上回っていることがわかりました。
しかし、その収入は自身にではなく、歌集の寄贈として学校などの団体に使われているそうです。
人柄がよくわかるエピソードで、ますます木下龍也さんに惹きつけられてしまいそうですね。
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